2017/07/13ひとりごと

社長がぶっ倒れた話

どうも！コランコランのツル店長です。

皆さんの会社の社長は元気でしょうか？ハッキリ言って僕達末端の社員にとって社長が居ても居なくても仕事内容は変わらないので『必要か？』と思う事もあるでしょう。僕は今回マジで思いました。『社長は元気で現場では使えないくらいが丁度いい！！』

実は、先日ウチの社長（父親）がぶっ倒れました！！

朝も普通に出勤して、僕達スタッフは黙々と朝の業務をこなしながらアホな話をしていたのです。そんな中で社長の了承を得ておいた方が良い事あるでしょ。『大体内容も結論も決まっていて、詳しい説明をせず！意見もを求めず！ノリと勢いだけで社長の了承を得る案件です。』あるでしょ？僕はそんな時は堂々とした態度で声のボリュームを少し大きめで、さも昔から決まっていた常識です。みたいな感じで了承を得る訳です。『～だから！ＯＫっしょ？』みたいな感じですね。

その日もお昼ご飯で『赤いきつね』か『緑のたぬき』の争奪戦をしていました。僕は絶対に『赤いきつね』を食べたい気分だったので『社長！今日は緑のたぬきだから！よろしくね～』と決定事項のようにノリと勢いに任せた了承を得ようと思ったら

社長：『うーーーん、、、なんかシンドイ。チョット横になるわ。』

っと予想外の展開！！そんなに『赤いきつね』に執着心があるのか？そこまでリアルな仮病を使ってまで『赤いきつね』が食べたいなら譲ってやるか。っと思っていたら。どんどん顔色が悪くなって、冷や汗をダラダラかき始めたので、、、コレ！ヤバイヤツじゃん！！

その日は凄く蒸し暑い日だったので症状や状況から、軽い熱中症かな？と思ってコンビニでポカリを買いに行ってきました。帰ってくるとスタッフ達がバタバタしてて『店長！病院連れてった方がいいかもしれん。社長が胸とお腹が痛いって言いだしてる。ネットで調べたら、、、心筋梗塞かも。。』

即効で社長が風邪の時に通っている近くの小さな病院に連れて行きました。すぐに受付を済ませて待合の椅子に座らせていたのですが、座る事も出来ず横になろうとしていた所に看護師さんがやってきて、『どうぞ！中のベットで横になって下さい。』と気をつかって頂きまして室内で看護師さんに症状を説明すると先生が飛んできて！！

『無理！無理！ウチの施設じゃ無理だ。心筋梗塞かもしれないから救急車呼ぼう！とりあえず、救急車が来るまでに心電図』

その一言で看護師さん達がスイッチが入ったかのようにテキパキ度が3段くらい上がって、社長の意識が飛ばないように常に呼びかけたり血圧を数分おきに測り、酸素量も測り、血圧が下がると先生に報告に走り・・・先生は先生で救急車の手配と大学病院に電話で説明をしてくれて、救急車が来た時には搬送先の大学病院も決まって準備万端！！

僕がボーーーーッと『心筋梗塞・・・マジか。。』と思ってるウチにアッと言う間に色々決まってました。

すぐに救急車も到着して救急隊員の方に先生が色々と説明をしてくれて、僕は何故か『自分の車で行きます！！』と言い張ったらしく車で大学病院に向かいました。大学病院では救急で運ばれた患者の親族がスグに見つかるように特別な部屋に案内されて、部屋にはトイレもついて・・・『何処にも行かないでココにいて下さい。』と言われました。

僕の他にもお婆ちゃんが居たのですが、『〇〇さんは緊急手術が必要なので、今から説明します。』と別室に連れていかれました。アレだ。すぐに手術依頼書にサインをもらわないといけないような切迫した現場だから普通の待合室じゃなくて別室なんだ！っと自分の置かれた立場を実感しました。

待合室でメチャメチャ色々考えましたよ！まず仕事の事です。社長が居なくなったらヤバイ。。。ヤバイ？あれ？？ん？？まぁ、仕事は別にヤバくないか！！チョット、3時のオヤツを買ってくれる人が居なくなって寂しいだけだな。っと色々な問題に対して1個ずつ腹を括っていると看護師さんに呼ばれて『先生から説明があるのでコチラへどうぞ！』とドラマで見るような手術室みたいな部屋に案内されると社長がストレッチャーの上で寝ている。

顔を見ると顔色が凄く良くなってたので・・・・ん？コレは大丈夫なヤツだと一瞬で察知しました。

先生：『心筋梗塞じゃなくて良かったですね。色々検査してみたら、肝臓の近くの胆嚢に石じゃないんだけど、泥みたいなのが確認できました。多分それが動いた事で症状が出たんだと思います。点滴で痛みも治まってるようなのでコレで治ると思います。薬も通院の必要もありません。油ものを食べるとまた動くかもしれないので暫くは注意してみて下さい。それと、今回は胆嚢からの痛みでしたが、本当に心筋梗塞の場合もあるので今後も救急車を呼ぶのに躊躇しないで下さい。』

って事でぶっ倒れたけど、点滴が終わる頃にはケロッとしてて完全回復してました。

社長：『なんか腹減って来たな。喫茶店でも行くか！』

そして、今日もお菓子を買ってきてくれるオジサンは元気に出社しています。

私が最後に言いたい事は1つだけです。

『大学病院の看護師さんがメチャメチャ可愛かったので入院するならココがいい！』

です。

今回の事で弊社スタッフや地元の病院の先生、救急隊の皆さん、大学病院の救急スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。そして、大変お騒がせして申し訳ありませんでした。

ちなみに、仕事には1ミリも影響を与えていません。

ね！社長は元気で現場で使えないくらいで丁度いいっしょ！！